ヘルプカード
ヘルプカードを知ったのはTwitterです。
二年前くらいに、東京でヘルプマークという赤字に白十字と白ハートのシンボルマークが広がりつつあるというのを知りました。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマーク 東京都福祉保健局より引用
主に公共交通機関などでの配慮を受けやすくするためということで、広がりつつある中、見た目ではわからない困難を抱えている人が外出するときに助けてもらったなどというツイートを見かけるようになりました。
そのころは東京だけのものでしたが、地方でも採用するところがちらほら現れ始めました。
当時、鳥取県では採用する気配もまだなく、「あいサポート運動」という事業?があって、助けてほしい側でなく、助けてあげられる側がアピールするための「あいサポートバッジ」というものはありました。
話題の東京都のヘルプマークの鳥取県バージョンがないかと思ってとりネット(鳥取県公式サイト)を見てみたら、あいサポートバッジというのがあったけど、これ支援者がつけるっぽい。 pic.twitter.com/WVF5AUsCbV
— あやみ🐈 (@noooparking) July 14, 2016
支援者はそばにいる余裕のあるだれかがアピールせずともなればいいわけで、困っている人がここにいるよという目印がほしいのにと思っていました。
そこで検索していたらこんなアカウントに出会いました。
全国ヘルプマーク普及ネットワークは、まだヘルプマークが全国で採用されるずっと前から、無料で折り紙ミニブック形式のヘルプマークと必要事項を記入できるような用紙を配布している団体で、これはとてもいい!と思い利用させてもらいました。
ヘルプマーク印刷した。
— あやみ🐈 (@noooparking) August 26, 2017
あとはこのサイズ(名刺大よりちょっと大きい)にあうノート型クリアファイル買ってこないとだ。ストラップも要る。https://t.co/27xfyG3YZc
鳥取県も早く希望者に配布になるといいな。 pic.twitter.com/62wyMsO57N
本来は切って折ってミニブック形式にして持ち歩くためのものなんでしょうが、これを持ち歩いたら絶対傷むしそのうちちぎれてなくなってしまうと思ったので、やわらかいA7サイズ(カード大)クリアケースを買って、それに入れてストラップをつけて鞄にぶら下げることにしました。
息子が学生時代から、定期しょっちゅうなくしていたので、↑こんなふうにストラップつけて鞄につけていました。
こんなふうに必要事項を書いて持ち歩けるのはいいなと思いました。
息子の場合は、初対面の人だと固まってしまい自分の気持ちを伝えることが難しいことプラス、外見は晴眼者にみえるので、目の苦痛や見えづらさを伝えるのは厳しいかなと思い、いろいろ書いています。
ヘルプマークのようにパッとわかるものではないかもしれませんが、カードの存在に気づいてもらえば家族への連絡を取りやすくなったり、光の刺激を避けたい、目薬を差したいという気持ちを汲んでもらいやすくなるかもしれません。
円錐角膜で光の刺激に弱い息子がひとりで外出することはほぼありません。
でもずっと家族が付き添いでいられるというわけではないかもしれない。たとえば災害時、避難した場合など、何が起こるかわかりません。
そういうときのためにお守りとして持っておけたらと思い、かばんにつけています。
2018年に鳥取県でもヘルプマークが採用され、息子にも手にすることができました。
でもやっぱりヘルプカードに助けてくださる方にお願いしたいことなど記入できるヘルプカードは本当によくできていて、併用するのがいちばんいいのかなと思います。
全国ヘルプマーク普及ネットワーク・全国ヘルプマーク オリパラプロジェクトさんのサイトでは、各地のオリジナルデザインのヘルプカードがダウンロードできます。
また全国各地で、ヘルプマークやカードの普及活動をボランティアでなさっています。本当にありがたく頭が下がります。
気になる方は一度サイトをごらんになってください。
#拡散希望 🚩ヘルプマークやヘルプカードを持って
— 全国ヘルプマーク普及ネットワーク (@helpmarknetwork) November 8, 2018
困っている様子の方を見かけたら
『どうされましたか?』と声をかけてみてください。
【あなたの声で救われる人がいます】#全国ヘルプマーク普及ネットワーク#全国ヘルプマークオリパラプロジェクト#臓器提供意志#ヘルプマーク#ヘルプカード pic.twitter.com/7JGHpmhNCT
ヘルプマークの全国周知啓発も兼ねて5000名分の「啓発用ヘルプマーク」と折り紙ヘルプカードを 東京都認可のうえ無償郵送する企画を継続中!
— ヘルプマーク広め隊 (@help_mark720) July 31, 2018
ヘルプマークを必要としていて『手に入らない対象当事者や家族』の方、ぜひ活用を→ https://t.co/cLqvhzAU0W
同疾患等のお仲間にも教えてあげてくださいね! pic.twitter.com/WaTbGk1eIs